

一覧に戻る
- トップハート物語(442)立志伝昇竜編
- 12/01/13
- 2003年(平成15年)7月上旬。今日も早朝から通院介助に行った。
昨日も、通院介助をする為に8時半出発して利用者宅へ。どうしても私に支援して欲しいとのケアマネジャーからの要請と、利用者が私が行かないと病院へ行かないと言うのでその時間を空けた。嬉しいけれど、心境は複雑だ。
遠くの病院で、移動時間が1時間。大きな大学付属病院で、待ち時間など含めると4時間は掛かる。本当は、近くの病院でも良いのだが、掛かり付け医院に派遣されて来た医師に勧められてこの病院へ来ることになった。
医師が話す内容は普通で難しくないのだが、話しを聞いた傍から忘れて仕舞うので、医師が根気よく何度も同じ言葉を繰り返す。何度も同じ問答を繰り返すので、医者も怒ってしまう。今では、遠くに居る親族が病院から呼ばれて立ち会うことになっている。
何度か同伴したが、その親族が何度も今回限りとしてくれと、強く利用者に要望するのだが直ぐ忘れてしまい予約が入る。しかし、いつ検査しても悪い所が発見されない。他の総合病院へも同行したが、何処も悪くない。それなのに、必ず、
「頭が重い。ふらついてしまう。耳が聞こえなくなっている。」
などと言って、次回の予約を取ってしまう。
だが、この日は残念ながら医師は、
「もう何処も悪くないし、来るのが大変なので止めようか。」
と聞いた。
いつものように、何となく不快感があるようなことを言ったが、
「それは歳でしょう。近くの今までの医者に診てもらって下さい。」
納得しないので、
「それ程心配なら、半年後にしましょうか。」
と、来年の予約になった。
他の診療科では、1年後くらいにとなった。
ついに、この遠距離通院は今年は無くなってしまった。利用者も会社も残念だった。喜んだのは、いつも同行していた親族の方。そして、給付管理で頭を抱えていたケアマネジャーだ。
しばしの別れを惜しんだ。
その間、ケアマネジャーから連絡があり前月の実績で午前7時から、通院介助の取扱いについて、当社実績では通常時間での算定だったが
「利用者の了解を得て実質的な時間そのままで夜朝加算にしますので」
と、あり難い連絡があった。
先日午前4時頃に心不全で亡くなった利用者の親族から市に対して、当社からの報告があったかの電話がなされて、市からその報告をするように指示があった。
事故ではないので必要性がないものと思って居たが、市の見解は
「死亡なので、報告だけあげて下さい。」
と言うもので、警察で聞いたことを羅列して市に届け出た。
府庁にも、電話連絡したが、
「ヘルパーさんが訪問中ではないので、報告は必要ありません。」
と、言うことだった。
それにしても、その担当ケアマネジャーが、遠い親戚から話を聞きたいと言われ出掛けて行った様だ。
親戚なんて一人だけしか知らないのに、何人も出て来たという。何の目的か想像が付くが、関係ない人まで親戚だと言い始めている恐ろしさ。
10日に別な場所で話を聞きたいと要請があった。
支援費も使用していたので、その責任者と行くことにした。彼も、その立場と、
「後から言った言わないとならないように、証人としても必要でしょうから。」
と私に言っていたのに、サービス提供責任者には、
「自分が行くのは筋違いだ。」
と怒っていたという。
その言葉を聞いて、日頃から他人の事を口汚く罵る傾向にある彼を私の事務所に呼びつけた。その真意を質した。
あれやこれやの言い訳に終始していた。嫌な気持ちになった。
全身性障害者から電話があった。彼の紹介で当社と契約をしたいというお友達が居たが、結果的に今までのところでという親の反対で頓挫した。
それでも利用者に、その障害者が当社とどうしても契約したいと再び言って来たので、時間を取ってくれと言う。
「同じ考えの人が集まって話しても何の進展も無い。親が反対しているので、それに従う他は無い。その様な親、環境にあるのだから諦めて欲しい。当社は無理々々勧めたりはしない。依頼されれば、他には真似の出来ない真心を込めた援助はする。」
「○○さんの考えは知っています。何度も友達に説明したのですが、やっぱり契約したいと言っています。何とか時間を作ってくれませんか。」
今度の日曜日に地区の文化祭があって、バンドの演奏をする。そのために、金髪に染めた。当社の美容師の資格を持っている、若手の美人ヘルパーさんが時間外に仕上げた。希望したら何でもしてくれる当社が気に入っているようだ。
一覧に戻る