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- トップハート物語(414)立志伝昇竜編
- 11/12/03
- 2003年(平成15年)6月初旬。ある事について、事前にヘルパーさんから報告があったのでケアマネジャーから連絡があっても、落ち着いて聞き始めた。ところが、内容が全く異なる。慌ててしまった。
土日関係なく毎日3時間半の援助をしている利用者宅へ2名のヘルパーさんで対応している。そのうちの一人のヘルパーさんから来た連絡内容は、
「今日、ケアマネジャーが来ることになっていますが、会社から誰か来るのでしょうか。」
「いや」
「実は、もう一人のヘルパーさんのことで利用者から話がありました。丁度旦那さんが、注射を打つ時間が援助が終る時間近くなのです。注射を打つところを他人に見られたくないので、援助を終ったら早く帰って欲しいのに、Mさんは記録を書きながら小1時間話し込んでいる。その話しの内容も、他のヘルパーさんの悪口だそうです。言葉使いも命令口調で嫌な感じだそうです。どうしても、帰って欲しいと言えず、事務所に代え欲しいとも言えない。それで、ケアマネジャーに話すことになったようです。早く帰って欲しいので、スタート時間をMさんの日だけ1時間半早めます。私は、そのままの10時で良いそうです。」
そんな事前の話を貰っていたので、Mヘルパーが担当している週2回だけ変更すれば良いのか、と考えていた。
このMヘルパーは問題ヘルパー。仕事にヘルパーさんの確保が追い付かず依頼してしまった。病院で看護助手をしていたが、経歴を偽って看護師をしていたと公言していた。サービス提供責任者に選任する話も真面目にしていたが、なぜか拒んでいた。
2級ヘルパー講習をするようになって、看護師さんは講師要件に合致するので本人の了解を得て講師の届出をした。念の為に、看護師の資格証を求めた。そこで初めて、
「昔は看護師の資格が無くても、看護師の仕事が出来た。」
などと、言い始めた。
利用者の家族に看護師の資格を持っているのは私だけと取り入ったて、一緒に働く多くのヘルパーさん悪口を言って、自分が長時間の仕事を独占しようとした。
月末に実績を持って来た時も、他のヘルパーさんの悪口を言い掛けたので、強い口調でたしなめた。
とにかく、皆が嫌がるように話が長く中々帰らない。中途半端ではない。黙っていれば、2時間くらいは平気で事務所で話しこむ。もう終わりして欲しいので、その旨を言っても聞えないフリをして帰らない。電話も掛けたら最後1時間は平気で聞きたくない話をする。皆が掛けないので、Mヘルパーから掛ける。聞き続けるのが堪らなく、そこに居る家族に言って携帯電話に掛けて貰い電話が入ったとウソを言って切る。それを利用者宅でもしているので、ついに爆発したのだ。利用者は王様だということを忘れた。
ケアマネジャーから午後連絡があった。
「利用者のK様の援助の件ですが。Mさんというヘルパーさんが来ると、利用者様の負担が大きいというので代えて欲しいのですが。また、始まる時間を8時半からにして欲しいのです。」
「毎日ですか。」
「ハイ、明日からお願いします。」
話が違う。Mヘルパーを代えれば時間は従来通りで良いのではないか。それが、彼女を代えて、毎日の時間も変更して、明日から。
何しろ、現在メインで担当しているヘルパーさんは、その利用者宅を10時に訪れる前に2ヶ所ほど援助を担当して来る。8時半であれば、無理になってその分他のヘルパーさんを考えないといけない。
時間が無いので、今週だけの案を作成してFAXを管理者へ送った。
「全く滅茶苦茶でだめです。」
と私が立てた計画を全否定した。
彼女は、性格がそのようで、彼女自身の専権事項なのに私が立てたので頭から否定をした。しかし、結論的にはこの計画で実行することになり、当座はしのぐことに。
夕方、またあの視覚障害者から連絡があった。
「体調が悪いので、当分ヘルパーさんをキャンセルしたい。」
若くて細いヘルパーさんを派遣してくれと、うるさく名指しして来るので、断っているが、ついに実力行使か。当社としてもそんな障害者に構っていられないので、キャンセルを受け入れた。
支援費の責任者は完全歩合制なので、私からの連絡を受けて利用者宅へ駆け込んだ。
「今のヘルパーさんは嫌ではないが、Hさんに来て欲しいということです。当社は指名制ではないので、断りましたが空いている時は派遣しますと、言葉を濁しておきました。要求に合うヘルパーさんが来てくれるなら、時間や曜日を変更しても良いと 」
アホらしい。
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