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- トップハート物語(409)立志伝昇竜編
- 11/11/20
- 2003年(平成15年)5月下旬。2名の登録希望のヘルパーさんを面談した。連日、登録を希望するヘルパー資格者が絶えない。最初から経験も無いのに常勤を希望するヘルパーさんも居るが、無茶苦茶な希望だと自覚していない。
面談のあと何度もしつこく連絡があった資格取立てのヘルパーさんは、
「1日どうしても4時間は欲しい。身体介護など研修でも大変だと思わない。家事よりその方が自分に合っている。」
と言っておきながら、ヘルパーの仕事を入れた当日子供が熱を出したと連絡があって、その後の連絡はぴたりと止まった。こんな状態は今も変わらない。子供の病気を理由に出し始めると、その後は終わりだ。勿論当社から連絡することは無い。
この日の一人の登録希望ヘルパーさんは、運転は自信があり、しかし、ヘルパーの資格は取り立てだ。
近くの、特養に併設してあるデイサービスの職員として紹介した。勤務時間が8時半から16時半。時給850円。事前にその内容を説明して、諒解したのでヘルパーさんと一緒に施設へ向った。
施設長が条件として示した内容は、終る時間が17時半で、勤務はデイサービスではなかった。条件が異なっているのは、私としても立場上困るので、
「時間は16時半までではないのですか。」
と聞いたが、傍に居た彼女が
「行けます大丈夫です。」
と返事をしてした。
デイサービスではないことについては、
「色々と先輩について勉強して行きたいので、お願いします。」
と、私の言葉を挟む余地が無かった。
面談が終わり、外に出た。
そうしたら、彼女は
「ここは入った時から、なんて言って良いのか嫌な雰囲気がした。こんなところで働くのは嫌だ。」
と言った。
それなら、どうしてあんな返事をしたのか分らない。本当に、呆れ果てて何も言わなかった。私は、紹介しても一銭にもならない。ワザワザ時間を作って連れて来たのに、使用者も雇用者もウソをついているのに付き合わされた。明日の採否の返事は、不採用になることを祈っている。もし、採用になったなら、断るその対応が大変になる。
面談に来た還暦直前の新人ヘルパーさん。現在は実兄の会社に登録している。仕事が無いので、と当社へ登録に来た。当然、自分が登録している会社は実兄が経営し、その事業所の基礎は私が創ったとは知らない。
看護婦を目指していたというその方に、当社のメインとなっている仕事内容の説明をした。身体介護が中心で、その具体的援助は多岐に亘っている。
「私で出来るでしょうか。今の登録している会社とは雲泥の差です。」
と言ってジッと考え込む。
「看護婦さんを目指していたなら、このような方でも大丈夫です。」
「いや、目指していた訳ではなくなりたいと夢を見ていたのです。」
「夢でも、その方面へ気持ちが向かっていた訳ですから、覚えが早いです。やる気があるのと、無いのとでは大きな差があります。」
と言って励ましたが、怖気づいたか印鑑を持って来るのを忘れたと登録契約書を持って帰った。
事故対策センターへ運転適性検査に全員出かけたので、一人で事務所へ向った。最近は、時間があるので事務的な仕事がはかどる。何となくホッとするのは、根が事務屋なのか身体に染み込んでいるからだ。
前日アセスメント調査をした、余り気持ちの良くない利用者宅へ契約に行った。とりあえず6月からの契約で、いつでもスタート出来るようにしてくれという。お金が掛かるのでヘルパー派遣の気が進まなかった利用者が、株式投資の話題を通じて話に花が咲いて、乗り気になっていた。しかし、株式投資の話題の多くは、奥さんが提供していた。現在、私は多額の金銭を株式に投資している。今の値段は、私が証券会社で働いていた時代と比べるとタダみたいなようで、毎月買い増ししている。10年後位を念頭に、買い増ししている。その時には10倍には成ると思う。
最近、というより今月にこのように、契約だけしていつでも使えるようにしたいとの利用者が二人目で、もう一人調査後契約する利用者が控えているので、今月だけで3人も居る。3人ともケアマネジャーが異なる。一体、利用者にどのような説明をしているのだろうか。
夜、野菜が無いので古川橋のス―パーダイエーに行った。魚の安いのを見ると我慢できなくなる。半額になっているのを、全部買い占めたいくらいだ。「たかべ」が小ぶりだが6匹半額で44円。信じられない。4パック購入。「はたはた」が取れないと言いながら6匹で88円。大きな「カレイ」の切り身が2枚で188円。「鯛の兜」が2個で100円。「あじの開き」4枚で200円。「サーモンのあら」パック一杯で100円。「かつおの刺身」片身120円。
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