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- トップハート物語(400)立志伝昇竜編
- 11/11/08
- 2003年(平成15年)5月中旬。最近ヘルパーさんの応募が多く、色んな応募者と接することが多くなった。
先日応募して来た人は、まだ経験が無いのに、
「週何時間働けますか。仕事がありますか。」
「経験はありますか。」
「ありません。」
「技術程度を見ないと、仕事を依頼するかどうか判断出来ません。」
「生活をして行かないといけないので、1日4時間は必要です。」
「利用者宅への移動は何でしますか。」
「自転車で15分以内のところをお願いします。仕事はありますか。」
何度説明しても、登録さえすれば当然仕事はくれるものと思い込んでいる。
とりあえず、責任者に
「やる気があるので育てれば良いかも知れない、試験的にどこかへ入れる様に。」
と強引に頼んだ。
責任者がその応募者へ電話を入れると、
「1日4時間貰えれば今の喫茶店を辞めて、この仕事に就きます。仕事は毎日沢山あると聞いています。」
と答えたらしい。
私との会話では、喫茶店などとひと言も言わず、月水金に仕事が出来ると言っていた。ところが責任者との会話では、毎日4時間は貰えるとなっている。
その応募者を土曜日に全身性障害者の移動介護に同行する予定を組んだ。
当日、子供が熱を出して行けないと連絡があったと責任者から報告があった。
「もうこちらから連絡することはないし、予定を入れる必要も無い。」
そんな、応募者が多い。
大東本社の管理者から、良さそうな人が応募して来たと連絡があった。とにかくここ数週間は、毎日応募者がある。
面談をした結果、対応が良く仕事は出来そうなのだが経験がない。常勤希望でと譲らない。
「常勤でないと生活がして行けない。」
という事だった。
それはその様な事情があるかも知れないが、会社もそれだけの技量がないと常勤などという事は不可能だ。
経験が無いヘルパーさんが、その様な我が儘を言って職にありつけるとは思えないのでそのことを説明しても、理解してくれないようだ。
既存のヘルパーさんでも、大変なのが居る。本社の事務局が一新されたので、挨拶に来たヘルパーさんも居て、その中に良さそうな人が居たと責任者から連絡があった。名前を聞いて、またかと思った。
表面は、おっとりした口調で好印象な女性ヘルパー。私も誰も騙された。本質は、全く異なって利用者宅へ同行して驚いた。 おっとりどころか、礼儀作法も全く関係なく大声で、関西弁特有の口調で携帯に掛かって来た電話に大声で話し出す。
スタートしたヘルプでは、自分の勝手に早く利用者宅に着いたのに、その分早く終わらせてくれと言う。子供の授業参加日などと言って、時間の変更。運動会と言っては日にちの変更。利用者も我慢し切れず、ついに数回で終了。
通院介助を担当すると、例えば1時間5分という時間記録が多く、たまに10分という事もある。同じ利用者を他のヘルパーさんが実施すると、40分程度で終る仕事をだ。時給請求は1時間30分で請求して来る。
それは当然、保険請求がその時間分出来ないのでそれに合わせて時給を計算して支給すると、必ずFAXで記録を提示して計算が違っていると言って来る。そのヘルパーさんに、また騙されている新人管理者。
日曜日は午前中は休みたかった。私に電話を掛けることを全部禁止にした。
ところが、外部には関係の無いこと。訪問介護員講習の実習先から
「今日の受講生が、車に乗って来ました。見て分っていたのですが、『何で来ましたか?』と、聞いたら『バスで来ました。』とウソをついたので帰って貰いました。」
と、連絡が来た。
昨日も他の受講生が、車で行って帰されたのは同じ施設だ。謝って、何とかほかの日にち振り替えて貰ったのにまた同じ事を繰り返した。なんという受講生達なのだろう。あれほど注意して何度も何度も繰り返し徹底を図ったのに、決まりを守らない。
昼前にやっと本人から電話があった。
「自分で起こしたことですので、自分で解決して下さい。私は貴方のことより、これから受講する人のことの方が大切です。大変なことをしてくれました。以後、借りれなくなったらどうします。学則に従がって、対応します。自分で、他の施設を探すか謝って受け入れてくれることを頼むのか、それは自分で考えて下さい。」
「謝りに行くのに、車で行ったらまずいですよね。」
「常識というものがあるのではないですか。何で帰されたのか、良く分って居ないのですか。」
こんな調子の、ヘルパーさんの卵と対応していると将来が不安になる。
その、受講生が施設へ謝りに行ったが、責任者の方から厳重に抗議を受けた。私の対応についても、
「受講生と施設は関係が無い。派遣しているお宅と契約しているのであって、その受講生を当施設へ振って来るのは筋違いだ。その受講生に対する無駄な時間を取られる。結論だけ、言ってくれれば良い筈をどうしてそんな事をするんだ。」
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