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- トップハート物語(396)立志伝昇竜編
- 11/11/01
- 2003年(平成15年)5月上旬。本来は本社で会うべき方だが出先事務所まで来てもらった。約束の10時を早朝名古屋から直行して貰い、8時半にして貰った。
ところが、何度も電話で念押しされていた「代表者印」の印鑑証明書を忘れてしまって申し訳ない事をしてしまって、無駄な出張をさせてしまい帰って行った。私の方も、忘れないように何度も社員に言って準備していたのだが、忘れてしまった。
ファクタリングの債権売買の契約で、条件がアップした。買取り限度額も売上の7割から8割になりでひと月1000万円となった。昨年は、600万からスタートだったので、躍進振りがそれでも分る。
少し遅れて来たので、ほとんど話すことなく出掛けた。
出かけている最中に、本社の転送電話が私の携帯電話に入って来る。
電話をするように、新人サービス提供責任者へ指示する。30分後在宅支援センターから再び同じ電話が入る。
今度は連絡がつかない。本社責任者へ連絡。本社事務所の裏番に電話した。
「どうして転送電話にしているのか。相手に失礼だ。K君に直ぐ電話するように言っているがしていない。どうして俺が直ぐするように言ったことをしないのか。ほとんどしていない。」
と、怒った。
全身性麻痺の障害者を作業所へ連れて行った。たまたま営業で障害者と話している時に、私がそこの責任者の名を振ってみた。そうしたら、その先生の指導を受けていたと聞き、数年振りに尋ねることとなった。
忙しい作業所での1時間は貴重で、当社の付き添い4人にとっても貴重だった。
安全の確保のために、92キロの障害者に対して男性2名と、私が紹介者との立場から同行した。但し、車輌が別なので運転が出来ない私に、社員が1名ついて合計4名になった。
障害者を2名紹介するとの、彼の言葉はまたまた実行に移されなかった。今までの支援を担当したガイドヘルパーさんとトラブルが起こっている原因が分った。
昼にみんなと別れて、ある利用者宅へ向った。完全に痴呆で、昼夜逆転している生活。その援助は、困難を極め寝ている時はまだしも、起きている時が大変。
杖で叩くは、暴れるはで援助が出来ない。遠方の家族の方が訪れても同じ事をするという。そのことについて、家族は安否だけでも確認をして欲しいという要望で、短時間でも家事援助と認めていた。
ところが、急にケアマネジャーが
「その内容では介護保険上では認めない。」
と言い出し、そのため当分の間社員が対応しその状況を観察する事になった。その日のことを克明に記録し、ケアマネジャー及び家族に提示することになった。
この日は昼に訪問したが、起きていて一蹴された。私にとって今までに無い経験で、一歩も入ることが出来なかった。これ以上険悪になってもいけないので戻って来た。
昼は、久し振りに回転寿司を食べた。いつもと違って美味しさを感じることが出来なくて、途中で止めてしまった。
折角、外に出たので帰りにシャトレーゼに寄って貰いアイスクリームを2千円近く買い込んだ。
一旦、事務所へ戻って横になった。子供に熱があると心配しながら仕事に就いているアルバイトが、戻って来たので起き上がり仕事に就いた。
福祉公社から新規の依頼があった。内容は少し躊躇したが、いつものように明るく受けた。その内容は、退院をして自宅に入るのに人の手がないと移動出来ないというもの。それも、大きな男性でその利用者に匹敵する男性ヘルパーをお願いしたいとのことだった。
新人サービス提供責任者K君がそれに該当する。本社からワザワザ数分の仕事のために来ることになった。先日も、男性利用者を背負って移乗したのも彼だ。
夕方行政から通院介助を認める文書が届いた。現在、数人の方の通院を完全ボランティアで行っている。6月からカウントされるとのことだった。
夜大東本社から連絡が来た。
「ヘルパーさんが食事介助中に、嘔吐をしたので駆けつけた。熱がありケアマネジャーと家族に連絡をとってその指示で病院へ連れて行った。家族が駆けつけて来て、クレームを受けた。勝手に病院へ連れて行った。携帯電話を教えているのに連絡が来なかったと。」
「ケアマネジャーに連絡をして指示を受けたとはっきり言って下さい。家族に連絡をしたのではないですか。」
連絡をした家族は来ないで、その親族が来たという。
クレームは続く。日曜日に担当しているヘルパーさんが利用者へ、
「シルバー人材センターへ登録しても、この事業所へ登録しても仕事が無いので・・」
と言って、デイサービスのある日も送り出しに来ますとか他の日も使ってくれと言って、住所や連絡電話番号などメモして置いて行ったという。また帰る時に、部屋のカギを掛けないで帰るという、利用者からの苦情だった。
担当管理者がヘルパーさんに聞くとこうなった。
「利用者が、隣のデイサービスの送り出しを見てあんた時間があるなら来てくれるかなと言われた。カギはいつも締めている。」
いつもクレームの内容がそれぞれの言葉で異なる。
困ったものだ。
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